【仮想通貨】リップル(XRP|Ripple)とは?特徴と今後にせまる

リップル解説 アルトコイン情報




こんにちは!コインインベスターズの小石(@throwsmallstone)です!

ここでは今や最も有名なアルトコインと言っても過言ではないリップル(XRP|Ripple)についてその特徴や購入方法を解説します!



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【仮想通貨】リップル(XRP|Ripple)の基本情報

通貨名称 Ripple(リップル)
通貨単位 XRP
最大発行枚数 100,000,000,000 XRP
現在の循環枚数(2018年2月5日) 39,009,215,838 XRP
公開日 2013年9月26日
公式サイト https://ripple.com/
Blockchain Explorer(取引詳細) https://xrpcharts.ripple.com/#/graph/
ホワイトペーパー https://ripple.com/files/xrp_overview.pdf
公式Twitter https://twitter.com/Ripple

リップルの特徴を知る前に知っておきたいこと

リップルの特徴をここから説明していくのですが、その前に予備知識として知ってほしいことがあります。

リップルは通貨の名称でもあり、会社の名称でもある

実はリップルは通貨の名称ではありません。リップル社という会社の名前です。正確には、「XRP」と書きます。呼び方は公式では発表されていません。

公式ホームページでも仮想通貨リップルのことを「Ripple」と書くことはなく、常に「XRP」と書かれています。

しかし、いちいち(えっくすあーるぴー)と読むのも面倒であり、一般的には「リップル(Ripple)」という愛称で呼ばれています。

本解説記事でも、基本的には仮想通貨XRPのことを「リップル」と親しみを込めて書かせていただきます。



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ここがすごい!リップル(XRP|Ripple)の特徴

リップルは企業の国外送金をもっと安くスムーズにするために生まれた!

リップルのコンセプトは、「企業の国外送金をもっと安くスムーズにすること」です。

以下、仮想通貨リップルを生み出したカナダのRipple社のホームページより、翻訳引用します。

Rippleは世界的にお金の摩擦をなくすために生まれたひとつのブロックチェーン上に構築された支払いネットワークです。
既存の支払いネットワークとは異なり、リップルは、最も低いコストかつリアルタイムで支払いできる、比類ないグローバルなネットワークを構築します。

引用:https://ripple.com/files/xrp_overview.pdf

と、この「企業の国外送金をもっと安くスムーズにすること」と言われてすぐにピンと来る方は、おそらく海外在住の経験のある方か、外資系銀行に勤められているのではないでしょうか。

僕もこの「企業の国外送金をもっと安くスムーズにすること」というのが、普段なじみがなさ過ぎてイメージできませんでした。しかし、既存の国外送金システムを知り、そのデメリットを理解することで、リップルのメリットについても要約理解することができました。

なので、リップルのメリットを理解するためにまずは既存の国外送金のデメリットを把握しましょう。

既存の国外送金とリップルを用いた送金の違い

既存の国外送金には大きく分けて2つのデメリットが存在します。

既存の国外送金のデメリット
①多くの監査機関を通すため、手数料が高くなってしまうこと。

②多くの監査機関を通すため、非常に時間がかかること。

上記2点による手数料の多さと、時間のロスが大きなデメリットです。既存の送金システムを下記図で表してみました。

既存の送金システム

上の図を見て分かるように、既存の送金システムを利用すると、複数の銀行をはさみ、その都度手数料が発生してしまいます。

例えば、1万円を送金した場合、国によっては4000円も手数料を取られてしまう場合もあります。送ったはずの金額が、受け取り時に半分になっているなんて誰だって嫌ですよね。

また、多くの銀行などの機関を経由するため、時間もかかります。2週間で送金できればいい方なんてこともあるくらい、国外送金には時間がかかるものなのです。

 

さて、次にリップルのシステムを用いた送金方法を見てみましょう。

リップルの送金の仕組み

こちらは非常に単純明快で分かりやすいですね。手数料は1回のみで、無駄が少ない分非常にコストを抑えて送金することができます。また、送金時間に関しても既存の送金が2週間以上もかかってしまうのに対し、リップルはたったの4秒で送金ができます。

このように、リップルのシステムは既存の送金システムの問題点だった手数料や時間という無駄を省くことに成功しています。

さて、ここである程度仮想通貨の知識がある方は、疑問が出てくるはずです。

「え、それって他の仮想通貨も同じじゃない?」

そうなんですよね!それは僕も同じ疑問を持ちました!

しかし、他の通貨と違う点は企業の国外送金を目的にしている点です。ここからは少し難しい説明になっていきます。

リップルは企業間送金に特化したシステム

リップルと他の通貨の決定的な違いは、企業の国外送金に特化している点です。

仮想通貨全体の問題として、送金時の価格と着金時の価格の変動が大きいことがあげられます。例えば、送金時に「1XRP=100円」だったものが、着金時には「1XRP=90円」になっていたとしましょう。確かに個人レベルの少額な送金であれば、そこまで気にする必要のない金額かもしれませんが、これが企業間の億単位の取引だった場合、たった10円下がっただけでも影響は1000万以上にのぼります。

そうなると、多少時間や手数料を払ってでも、安全な既存の送金に頼った方がいいと企業は考えます。

そこでRipple社は考えました。

「極力変動しない仮想通貨を作ろう。変動した分は調整できるようにしよう」

そのためにリップルが行ったのは2つです。

リップルの施策
①発行枚数のうち半分以上は市場に流さず、時期を見て徐々に市場に戻す

②企業間の送金の際はあらかじめ、補填する契約を結ぶ

非常に単純な話で、送金時に差額が発生するのが問題なら、それはRipple社が負担しますよということ。

あらかじめ企業間のリップルを用いた送金時には、Ripple社が変動分を調整する仕組みを提供することで、他の仮想通貨のデメリットであった変動リストをなかったことにしています。



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Googleも出資!次世代の決済システム、リップルの今後

そんな企業の国際送金をサポートするリップルですが、すでに多くの企業から支持されています。

リップルスポンサー
画像引用:https://ripple.com/jp/

三菱UFJ銀行や、アメックス、さらにはSBIグループも出資しています。

SBIグループにいたっては、Ripple社と共同でアジア圏のリップル拡大に向けた「SBI Ripple Asia株式会社」という会社まで作っているほどです。


引用: 「SBI Ripple Asia株式会社」の説明動画

また、すでにリップルの決済システムは、実現段階まですでに進んでいます。日本では「SBI Ripple Asia株式会社」が開発した下記のような、日本国内の入出金を24時間365日行えるようなアプリがあります。

これは銀行間の送金に、リップルの内部システムを応用することで、リアルタイムでシームレスな送金を目指したアプリです。日本の47もの銀行がプロジェクトに参加しているような大規模計画で、今後も拡大していくことでしょう。

日本だけではありません。海外でもすでにリップルは活用されています。スペイン最大手のサンタンデール銀行は、一般向けのモバイル決済アプリをリリースすることを発表しています。


この他、海外でも大小さまざまな、仮想通貨としてのリップルを活用した取り組みや、リップルの内部システムを応用したツールが次々に開発されています。

今後もこのような動きは続いていくと見られ、そういった企業のリップルを用いた開発が終わらない限りはリップルの価値は保たれるでしょう。

リップル(XRP|Ripple)の購入方法

リップル(XRP|Ripple)を日本の取引所で購入するならビットバンクがおすすめ!

リップル(XRP|Ripple)は、国内で取り扱っている取引所も多いです。

ただ、リップルを購入するなら2019年1月4日まで取引手数料が無料なビットバンクがおすすめです!

おすすめ取引所「bitbank(ビットバンク)」

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2018年10月7日更新!

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まとめ

今回は話題のリップル(XRP|Ripple)についてまとめました!

時価総額では、イーサリアムより負けている状況ですが、ひょっとすると日本での知名度はリップルの方が高いのではないかと思うくらい有名になりつつあります。

世界的にも注目されている仮想通貨で、海外の送金問題を改善するのはリップルだと言われるほどなので、今後の動向が楽しみですね!

bitbank(ビットバンク)では、2019年1月4日までリップルを含めた取引手数料無料キャンペーンを実施中!
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