中国韓国、なぜ仮想通貨を規制するのか!?相場下落の原因となった規制について

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おはようございます!小石(@throwsmallstone)です!

2018年1月16日~17日現在、相場めっちゃ下がってますね笑

この原因となったであろう中国と韓国の仮想通貨規制について、なぜ中韓が仮想通貨を嫌うのか、一般的な意見のまとめと、小石独自視点からの意見を書き記します!



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中国韓国の規制理由一覧

中国 マイニングによる電力消費問題
詐欺の被害があとをたたないため
中央がコントロールできない仮想通貨が広がるのを防ぐため
韓国 詐欺の被害があとをたたないため
中央がコントロールできない仮想通貨が広がるのを防ぐため

ざっとこんなところですかね。ひとつずつ解説していきます。

中国マイニングによる電力消費問題

仮想通貨のマイニングには計算力が必要なのはみなさんご存知だと思います。通貨の種類によっても様々ですが、現在時価総額第1位の仮想通貨であるビットコインは、マシンの計算による電力の消費量がハンパじゃないです。あるニュースによると2017年のビットコインの全世界での消費電力は、世界全体で年間に必要とされている電力の0.13%にも上るそうです。

そして、そのビットコインのマイニングが最も盛んに行われていたのが中国です。

中国では電気代が非常に安く、同じ電力消費量でも日本の3分の1以下という安さです。国際的に見ても非常に安く、これに目をつけたマイナーたちが中国で続々とマイニングを行い始めました。

そのため、ビットコインマイニングによる電力消費量が爆発的に伸び始め、中国の電力を圧迫しているのです。



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詐欺の被害があとをたたないため

中国、韓国ともに仮想通貨投資は非常に人気です。特に中国は全世界の取引量の第1位を占めています。

億万長者もたくさん誕生しています。そんな億万長者を狙った詐欺や犯罪の被害が横行し、問題化されています。

例えば、儲かったお金を自慢するためにSNS等で拡散する人を狙った、脅迫や恐喝があります。SNSの画像の中には位置情報などが残っているものがあり(TwitterやFacebookは自動で消してくれる)、そこから投稿者のある程度の生活圏が割れてしまいます。そのため、そこから得た情報をもとに本人を探し出し、口座のパスワードを脅し聞き出すといったやり口です。

中央がコントロールできない仮想通貨が広がるのを防ぐため

個人的には、これがもっとも大きな原因だと思っています。なので丁寧に解説していきます。

仮想通貨は非中央集権型の通貨

仮想通貨の特徴として真っ先にあげられるのが、非中央集権型の仮想通貨だということです。これは、日本のような資本主義で民主主義の国にとってはそこまで大きな問題として取り上げられませんが、中央集権型の国や社会主義国にとっては大きな問題です。なぜなら、彼らは完全に国をコントロールしていくことを目的に政治活動を行っているからです。

そういった考えでは、仮想通貨のような非中央集権型でコントロールの効かない通貨が蔓延することは、頭の痛い話なのです。

中国、韓国ともに中央の力が強い

そういった観点から見ると、中国は社会主義国家であり、中央集権型の国です。韓国に関しては、民主主義をうたってはいますが、未完成の民主主義と言われているほど、韓国は中央の財閥などの力が強い国です。

権力を持った方からすると、管理できない通貨が蔓延するのは大問題であり、億万長者のようなお金(力)を持った人が乱立するのもよく思わないのです。

であれば、規制をしてしまえ!

というのが、最近中国・韓国で行われている仮想通貨への規制の背景です。



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これからの中国と韓国の仮想通貨

ただし、中国民や韓国民もただ規制されているだけではありません。

中国では、すでに有力なマイナーや取引所は、国外の事業者と手を組んで、活動の場を国外に移し始めています。例えば、中国で有名はhoubiという取引所は日本のSBIとすでに事業提携を結んでいます。

韓国民も黙っていません。20万以上の人が規制に反対する署名活動に協力しています。国民全体で政府への反発が起こっており、このままいくと暴動が発生することもありそうな勢いです。

小石の個人的な意見なので、あくまで参考程度で受け止めてほしいのですが、おそらく中国韓国ともにまたこれから何かしらの形で仮想通貨は盛り上がりを見せると思っています。人の興味の流れが国や有権者の力では、止めることはできないと思っているからです。

まとめ

今回は、中国と韓国の規制について、その背景をまとめました。確かに、現在一時的に中国国民も韓国国民も規制の被害にあっていますが、彼らの動きを止めることは難しいと思っています。小石は、彼らの勇気を信じています。

今後も中国・韓国ともに国の動きだけではなく、国民に注目して仮想通貨の流れを読み取っていこうと思います。

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