タイムスタンプとは – 仮想通貨用語集|コインインベスターズ

仮想通貨用語集


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タイムスタンプ

タイムスタンプとは、ある出来事が発生した時刻を記すものです。パソコンでファイルを作成したり、更新したりするとその時刻が記されますが、そういったコンピュータ上の時刻を記録しておくことをタイムスタンプと言います。ここでは、仮想通貨におけるタイムスタンプの説明をします。

仮想通貨におけるタイムスタンプとは、ブロックチェーンにトランザクションが記録された時刻のことを表します。通常のパソコンのタイムスタンプは、1つのコンピュータの時刻を記録すれば良いのですが、ブロックチェーンはP2Pネットワークによる複数のパソコンで同時に記録を行います。そのため、パソコンごとの時刻が少しずつずれていくといった現象が起きます。

この問題を解決するために、ブロックチェーンでは、「分散タイムスタンプ」という技術が用いられています。この分散タイムスタンプは通常のタイムスタンプと異なり、複数のパソコンの時刻の平均値を取ります。こうすることによって、極端に時刻がずれるという事象の発生を防いでいます。

予断ですが、タイムスタンプは1970年1月1日0時0分0秒から記録されています。理由は、コンピュータが開発された当時、時刻を記録しておけるメモリのリソースが少なく、節約するために1970年から記録できるようにされていると言われています。エクセルなどで入力ミスを起こした際に、1970年の日付が記録されているのはこのためです。

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